転勤族妻歴9年目の“風の吹くまま”です。
仕事をしているママ・パパたちにとって、誰もが経験するであろう子供の体調不良問題。
保育園からの急な呼び出しや当日の発熱などなど…特に子供が小さいうちは、熱を出したり鼻・咳など風邪ひくことは日常茶飯事!
自分が対応できるなら一番いいけれど、事情があって仕事が休めなかったり早退できないことってよくあります。近くに頼れる人がいない場合はどうしたらいいのでしょうか?
働くママ・パパたちは、そうなった時に備えて、事前に準備しておきたいところ。
そんな時に助かるのが、ファミリーサポート。
ファミリーサポートは、育児に手が回らない子育て家庭を支援してくれるサービスです。
子供の急な体調不良や何かあった時のことを想定して、このサービスを事前に申し込んでおくと安心!
この記事では、ママ・パパさんたちの大きな味方「ファミリーサポート」のサービスについて紹介します。
ファミリーサポートについてこの記事でわかること!
・どんな時に利用できるのか
・利用の流れ
・実際に利用した筆者はどう思ったのか
子育てママ・パパさんたちの大きな味方「ファミリーサポート」
ファミリーサポートとは?
ファミリーサポート(通称:ファミサポ)とは、子育ての援助を受けたい人(依頼会員)と援助したい人(提供会員)が会員組織をつくり、地域や会員相互で子育て家庭を支援するサービスです。
働く人々の仕事と子育てまたは介護の両立を支援することを目的としていて、設立運営は各市区町村によって行われています。
・「残業で、保育園のお迎えが遅くなりそう・・・」
・「自分の習い事に子供を連れていけない・・・」
・「急な出張が入った・・・」
・「子供が急な病気で保育園に預けられないけど仕事が休めない・・・」
などの理由により子育ての援助を受けたい!
・「子供も大きくなったので、空いた時間を何か有効活用したい・・・」
・「子どもが好き・・・」
・「子育て経験、保育士経験を生かしたい・・・」
などの理由により子育ての援助をしたい!
ファミリーサポートは会員相互の信頼と責任のもとで成り立つサービスです。
センター会員が相互に安心して育児など相互援助できるよう、ファミリーサポートセンターによって研修会が実施されています。
ファミリーサポートはどういう時に利用できる
ファミリーサポートでは、日常的な預かりと緊急時の預かりの大きく分けて2つの支援をうけることができます。
周囲に頼れる人がいない場合はファミリーサポートの出番です!
【日常的】な預かり
・保育園などの送り迎えをお願いしたい
・自分の習い事や通院で子供を連れていけない
・学校が夏休みなど長期の休みで子供を預けたい
・冠婚葬祭に子供を連れていけない
・美容院などリフレッシュしたい
などなど。
【緊急時】の預かり
・子供が急な病気で保育園に預けられないけど仕事を休めない
・子供の急な病気で保育園から呼び出しがきたけどすぐに行けない
・急な残業や出張がはいった
・保護者が急な体調不良や病気のとき
などなど。
注意したいのが、利用できるサービスやルールは自治体によって異なるという点。
例えば、自治体によっては、宿泊を伴うサポートや自動車での送迎、病児の保育園などへの送り迎えといった【緊急時】の預かりを行っていない場合もあります。
お住まいの自治体のファミリーサポートサービスを確認して、ルール・どんな時に利用できるのかを確認してみてください。≫全国のファミリーサポートセンターを検索する
ファミリーサポートの利用の流れは?
- STEP1会員登録【日常的な預かりのとき】
事業の趣旨を理解するために説明会等に参加し、会員登録を行う
【緊急時の預かりのとき】
個別登録面談をしたうえで会員登録を行う - STEP2事前打ち合わせ【日常的な預かりのとき】センターから紹介された提供会員と打合せを行う
例)「週に1回、子供の幼稚園へ迎えをお願いしたい」など - STEP3援助を依頼する事前に、援助を頼みたい日時・援助の内容をセンターに申し込み、センターは提供会員に援助依頼の連絡をする
※緊急時の預かりときは、前日または当日に電話して依頼する - STEP4援助活動合意の日時に預かりや送迎などの援助活動を行う
- STEP5援助活動終了後、報酬の支払い援助活動が終了したら、依頼会員から提供会員へ報酬を支払う
実際にファミリーサポートを利用してみた感想は?
どんなシーンで利用したのか
・仕事復帰前に登録
筆者の場合、出産を機に退職していたため、就活からのスタートでした。
運よく入所可能な保育園を見つけ、就職にあたり、子供の急な体調不良にも対応できるよう環境を整えておきたかったためです。
小さい子供のいるママは、就活の時、面接でほぼ必ず「子供の体調不良時はどのような対応となるか」を聞かれると思います。ファミサポに登録済みである旨を伝えることができれば安心です。
・子供が体調不良の時
前日にセンターへ電話で依頼し、すぐに対応可能な提供会員をマッチングしてもらいました。
当日、提供会員が指定の日時に自宅まで来てくれ、ある程度説明して子供の預かりをお願いしました。
利用してみた感想
・前日の依頼でも対応してもらえて助かった。
筆者の場合、転勤族のため近くに頼れる親族や知り合いがいなく、ファミサポがなければ大変でした。近隣の病児保育やデイサービスは受け入れ人数が少ないのですぐ埋まってしまっていることが多いののでファミサポで対応してもらえて助かりました。
・筆者自身の自宅での預かりだったので、環境の変化なく子供が過ごせたことがよかった。
最初は見知らぬ人に対して泣いていた子供も、帰宅時にはケロッとしていました。
食事の介助やお昼寝もしてもらいました。
正直、自宅に他人を入れることに最初は若干抵抗がありましたが、お互いの責任と信頼のもと、援助活動を行ってもらうことができました。
・報酬は、若干高いと感じた。
筆者の自治体では、500円/30分。
8時間利用したので8,000円だったと思いますが、そこに提供会員の交通費等も追加されます。
もし時給1,000円程度でパートタイムで仕事をしているならば、通勤時間含めると赤字ですね。
ただし、減免制度を利用したので、3時間以上利用時は150円/30分制度(350円/30分の減免)が適用され、自治体へ申請し、後日3,500円が還付されました。
自治体によって減免制度が異なりますが、確認してぜひ利用しましょう。
そういうわけで、自分の仕事の1日の収入のほうが上回っていたのと、職場にも迷惑がかからず、なにより子供のことを問題なく見てもらえたので、本当に助かりました。
子供を見てくれていた会員さんへ支払う報酬としては全然文句なしです!
文句なしなのですが!もう少し自治体のほうで減免してくれたら助かるなぁ…と思うのが正直なところ。。
まとめ
子供が小さいうちは、よく風邪をひき、熱を出すことはしばしば。
そのたびに、仕事やその他の過程の事情で、やむを得ず子供を預かってほしいと思うケースが沢山あります。
備えあれば憂いなしです。
そのような状況に直面した時に、スムーズに対応できるよう、事前にファミリーサポートや病児保育などのサービスを登録して準備しておくことをおすすめします!
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