道外から北海道に引っ越してきて早10年…
気づけば、身も?心も?道産子に近づいてきたような気がする筆者ですが、“なす”のことは“なすび”と呼ぶし、手袋を“はく”と言うわが子2人は、真の道産子です。
このように、北海道には北海道の方言?なまり?がたくさん。
意外と知られていない?札幌の方言や話しことばなどが面白いので、これまで筆者が知った面白札幌ことばを紹介したいと思います!
これから北海道に住む予定の方、北海道に来て初めて聞いた言葉の意味が分からないという方、ぜひ読んでみてください♪
北海道の方言?道外出身の筆者が驚いた道民独特なことば7選!
~かい?
「時間は大丈夫かい?」(時間は大丈夫なの?)
「お昼ご飯食べたのかい?」(お昼ご飯は食べたの?)
質問文の語尾に「~かい?」がつくのをよく耳にします。
最初は、なんだか年配者の会話っぽいなぁと思っていましたが、気づけばいつのまにか自分も使っていました。
つっこみの「かい!」じゃなく、疑問形の「かい?」です!
おささる
「パソコンでCのボタン間違っておささちゃった」(間違って押しちゃった)
「このボタン硬くておささらない」(硬くて押せない)
おささる(「押す」+「される」)は、日常的に使われています。
初めてこの言葉を聞いた時、
「ん?なんか刺さっているのか?」
と困惑しました笑
「意図せずに押されてしまった」みたいなときに「おささる」
「意図せずに押せない」みたいなときに「おささらない」
が使われていて、道民の方、この言葉はかなりよく使われています。
おささるを自然と使いこなせるようになったら、スゴイ!
(手袋を)はく
「今日は寒いから手袋はいて~」(手袋つけて~)
職場の人たちや、子供の保育園などで耳にしました。
通常だと、
「手袋をつける」
ですよね。
北海道では、手袋は「はく」ものになるので、不思議です。
でも、ずっと聞いていると耳が慣れて、いつのまにか、自分自身も子供に対して、「手袋はいて~」と言っているのでびっくりします。笑
(ゴミを)なげる
「これいらないからなげといて」(これ捨てておいて)
職場の人に、「これなげといて」と言われ、「ん?なげる?どこへ?」となりました笑
「捨てる」という意味になります。
「捨てといて~」と言わず、「なげといて~」
これが日常的に使われているので、北海道のひとから「なげておいて」といわれたら、
「ッポイ」と投げるのではなく捨てましょう。^^
ぼっこ
「公園でこのぼっこは拾ったの?」(この木の棒拾ったの?)
子供が「ぼっこ」という言葉を使っていて、その言葉に気づきました。
保育園に通っているので、生活の中で先生やお友達が「ぼっこ」を使っていて自然と覚えたのでしょう!
木の棒のことをナチュラルに「ぼっこ」と呼んでいます。
ぼっこ
・・・なんとなく棒かな?と最初分かりましたけど、けど、、
ぼっこ
・・・響きがかわいい。笑
木の棒だけでなく、棒全般、ぼっこと呼ばれている感じです。
なすび
「なすび」(なす)
なすびと聞いたら「なす」のことだと分かりますが、筆者は「なす」と呼ぶ派のため「なすび」と呼ぶことに違和感があります。
「なすび」は別に方言というわけではないようですが、なすを何と呼ぶかと尋ねたら北海道では「なすび」と答える人が圧倒的多数な気がします。
こちらでは「なすび」と呼ばれています。
そして、わが子もまた「なすび」と呼んでいます。
とうきび
「とうきび」(とうもろこし)
なすびと同様、北海道ではとうもろこしのことを「とうきび」と呼んでいる人が圧倒的多数のような気がします。こちらも方言ではないのかもしれません。
ただ、北海道ではみんな「とうきび」呼びです。
子供も言わずもがな・・・笑
このあたりの言葉は全て保育園で学んできていますね。
おまけ:さつえき
「さつえき」(さっぽろえき)
札幌駅は「さつえき」呼び、これは当たり前!
「さっぽろえき」だと長すぎるのでしょうか?
北海道へ来たら札幌駅は「さつえき」と呼びましょう。
さいごに
日本の最北端に位置する広大な北海道。
その地理的特性や歴史の背景から独自の方言や魅力的な言葉遣いが沢山あるのも納得です!
紹介した筆者おすすめの北海道の方言・言葉は、北海道に暮らすきっかけがあれば触れるだろう言葉、そして、いつのまにか使っているだろう言葉です。
北海道に限らず、どこに住んでもその土地の方言や言い回しが色々存在していて、しかも住んでいるうちに自分自身に根付いているものだから、不思議で面白いですよね。
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